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誰がなんと言おうと

今回のヨーロッパ選手権は好ゲームが多いぞ。


国歌へのブーイングは嫌いだ

UEFA EURO 2004(tm)に、「国歌へのブーイングに警告」という記事がありました。

「国歌へのブーイングは次々に起こっているというのが現状だが、われわれはこれ以上の状況の悪化を望まない。これは敬意に欠けた行為であり、容認することはできない」とゲイラード氏は続けた。
「こうした行為が繰り返され、それが特定のサポーターたちによって行われていると確認されれば、その国のサッカー協会には罰金が科される可能性もある。われわれとしては、警告だけで、こうした行為がなくなるよう願っている」とゲイラード氏は話した。

これはワールドカップやEUROなどで、よく見られる醜い光景です。
特に印象深いのは旧ユーゴスラビアの国同士の対戦ですね。まあ、実際に生々しい戦争がまだ記憶に新しいので気持ちはわかりますが(もちろん、本当の意味ではわかることは出来ないですけど)、相手を尊重して欲しい。これから始まることは、喧嘩でも戦争でもない、スポーツなのだから。

スポーツが何かの代理戦争になってはいけない。

絶対に日本代表のサポーターには真似して欲しくない。


ネドベドは美しい

バロンドールのネドベド。02-03シーズンのCL準決勝のネドベドの活躍は、最高のパフォーマンスでチームを決勝に導いたが、試合中にイエローカードをもらってしまう。崩れ落ちるネドベド。累積警告で決勝戦には出られなかった。


今大会グループDの第2戦オランダvチェコは、今のところ今大会のベストゲーム!
どちらも積極的にゴールを狙い、チェコの失点シーンはどれもイージーだったが、2失点してから3得点するという、劇的な展開。

攻守に絡み縦横無尽にピッチを走り回ったネドベド。彼のミドルシュートは、ゴールにこそならなかったが、オランダを怯ませ、脅威を与えたと思う。
誰がなんと言おうと、チェコはネドベドのチームだ。

チェコ逆転、ネドベドがけん引

カールスバーグ・マン・オブ・ザ・マッチに選ばれたネドベドは、次のように話している。「素晴らしいゲーム、素晴らしい夕べ、素晴らしい試合だった。われわれは勝利にふさわしかった。ラトビア戦と同じように、立ち上がりは眠ってしまい、逆転するのに多くのエネルギーを要してしまった。ラトビア戦との違いは、オランダが攻撃的にきたこと。このため、サポーターはすごいゲームを見ることになった。だが、まだ最初の一歩を踏み出したに過ぎない」


思い出のスウェーデン代表

日本で行なわれたワールドカップ、唯一、生で見たのが神戸で行なわれたスウェーデンvナイジェリア。アルゼンチンとイングランドの北海道での対決が注目された裏の試合である。
どちらも勝ち点3をとるべく激しい試合だった。スウェーデンが2-1で勝ったのだが、ラーションがペナルティエリアにするすると進入したシーン、ナイジェリアのオコチャのなんとも奇妙な例えようのないドリブルは忘れられない。

そのスウェーデンの今大会の活躍は素晴らしい。彼らの試合に外れはない!
第1戦でブルガリアに5-0!

ラーションのストライカーとしての完成されたプレーに感心し、イブラヒモビッチの足もとの柔らかさ、キープ力、そして閃きに未来を感じた。
新しいタイプのストライカーだ。

第2戦では、アズーリがたった1ゴールを守るべく消極的になった後半に、強烈なアタックをかけ続け、ついに後半40分にイブラヒモビッチのゴールを背にしたジャンピング・カンフーキックで同点に追いついた。


ズラタン・イブラヒモビッチ

「(イタリアのGKジャンルイジ)ブッフォンが左側に、そしてボールがバウンドするのが見えた。だから、ボールをゴールに入れることのできる唯一可能な選択肢を選んだ」
「私がゴールを決めたが、誰が決めてもおかしくなかった」とイブラヒモビッチ。「私は、ヘンリク(ラーション)が試合の流れを変える決定的な役割を果たしたと思う。彼は下がってボールを受け、前線でのキープ役に徹していた。あれが、非常に重要だった。スタンドの歓声もわれわれを奮い立たせてくれた」

そして、第3戦のスカンジナビア・ダービー

この試合は、誰がなんと言おうと、お互いが全力をあげて闘った結果だ。
友にフェア-にプレーし積極的にゴールを、勝ち点3を狙いに言った結果だ。
デンマークのトマソンの先制点は、ゴールの右上隅を狙った芸術的なゴールだった。

その後の攻防も、サイド攻撃、速攻からの中央突破と攻撃のバリエーションも多彩な両チームのプレーに気分は高まるばかり。

スウェーデンが同点に、論議の2-2になった瞬間の歓喜。その後の試合終了までの数分間は、スウェーデン陣内でボールを軽くまわすだけだったが、嵐のような拍手、歓声、歌声で騒然としていたスタジアムは異様だった。

「素晴らしい。ただ、ただ、素晴らしい」とラーション。「この喜びは言葉では言い表せない」
オルセン監督は、最後までハラハラさせられる展開が続いた後半について、とても落ち着いて見ていられなかったと明かした。「悪夢のようだった! スウェーデンのセットプレーは常に危険だった。それに、われわれはPKを許した後、プレーの仕方を忘れてしまったようだった」

両チームともグループリーグでのパフォーマンスは最高だった。

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コメント

はじめまして、こんばんわ。
トラックバックをさせて頂いたシーナと申します。
イタリアの敗退は残念ですが、いいサッカーが勝って嬉しいですね。
両チームで予定調和のサッカーをせずにこの結果は素晴らしいと思います。
これで、安心してトーナメントでも期待できますね
突然失礼しました
また、お付き合いできたらと思います
では

投稿: シーナ | 2004/06/24 00:25

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