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2007年1月の2件の記事

[AUS2007]そしてあれが私のゲーム

オーストラリアンオープンは、セレナの優勝。他を圧倒するパワー・テニスの復活!!


2年ぶり3度目の全豪優勝


先にセレナ、後ろにシャラポワで入場。両者、差し出されたマイクには、あしらうように簡単な言葉を返すだけ。じっと前を見つめきりりとした表情で。
一触即発。そんな雰囲気が決勝戦なんだと、見ているこっちも身が引き締まる。

WOWOWが現地の観戦に来た日本人にインタビューしていたが、みなシャラポア有利。
俺の予想はセレナだったので何でって感じ。

今回のセレナは鮮やかなグリーンのウェアでナイジェリア代表のよう。
シャラポワは、上が白、下書き色でどちらかというと地味ですが、試合中は脱いでしまう白い上着の襟のフリルが特徴的。

試合は、初っ端からエンジン全開のセレナのプレーにあっけにとられる。
サーブはもちろん、繰り出されるショットの全てがパワーショット。
時にネットまで出るが、そのタイミングも絶妙。

今大会のセレナはひっつめ髪+やや太り気味でおばさん臭くなったなあという印象があったが、この決勝戦では引き締まったいい顔してました。

シャラポアが精神力で、粘り、どこかで立ち向かってくるかと思ったが、あまりにもサーブが悪く、なんなくセレナが勝った。格が違う。そんな感じだった。

その瞬間。ラケットを投げ出し、コーチ陣の方に向かって両手を上げたセレナでした。

ウィナーズスピーチ

セリーナが2年ぶり3度目の全豪制覇 シャラポワ完敗 - テニス365 | tennis365.net から引用
何から言って良いか分からないけど、祝福してくれる皆さんに感謝したいと思います。母には大会中に八つ当たりしたこともあったので、ごめんなさい。でも、支えてくれてありがとう。私の陣営が信じてくれたことにも感謝しています。

笑顔、笑顔でさらにシャラポアにもコメント

そして、マリア、素晴らしい対戦相手でした、ありがとう。今後益々活躍することでしょう、私より若いですし。最後まで諦めずプレーしてくれて、感謝したいと思います。彼女には明るい未来があるでしょう。

ここまで笑顔で

最後に、この勝利を私の姉妹に捧げたいと思います。

と涙しました。

ウィリアムズ姉妹には姉がいて、事故でなくなっていたのですね。

ヴィーナスの記事ですが、事件のことが軽くかいてあります。
OCNスポーツ ESPA:ヴィーナス・ウイリアムズ:記録と記憶

2003年のウインブルドンでもヴィーナスは決勝でセレナに敗れた。その後、同年9月15日未明に、姉のイェツンデ・プライスさんが、ロサンゼルス郊外でトラブルに巻き込まれ射殺されるという事件が起きた。それ以来、ヴィーナスは体調を崩し、2003年度テニス・ツアーの後半戦を欠場。2004年1月からツアーに復帰するものの、不本意な早期敗退が続いた。


試合後のコメント
1月27日 勝利者インタビュー セレナ・ウイリアムズ WOWOW TENNIS ONLINE

今日の戦術は、とにかく自分のゲームをすることだけだった。そしてあれが私のゲーム。今大会を通して初めて自分のプレーが出来た。ベースライン近くに留まって、攻撃的なプレーをした。これが私の教わってきたやり方なの。両親はこういうテニスのゲーム方法を教えてくれた。だから私はベースラインに留まる。これこそが長年お見せしたかったセレナそのもの。

”これこそが長年お見せしたかったセレナそのもの”ですか、パワーにメンタルが追いついてきた。

最初から言っていることだけど、いいプレーが出ているときの私を倒すのは難しい。だって私は唯一のスタイル、唯一のゲームを持っているから。私はテニスをするために生まれてきた。シャラポワはいい仕事をしたわよ。決して諦めなかった。最後のポイントまで、戦い続けた。これはいつだって賛辞に値することよ

シャラポアが19で、セレナが25才。5年後のシャラポアが怖い。


帰ってきたヒンギスに蘇ったセレナ。そして引退するキム。今年も面白いシーズンになりそうです。



SI.com - Tennis - Stunner: Serena routs Sharapova to win Aussie - Saturday January 27, 2007 10:09AM

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[AUS2007]ラリア最初の1週間

あっという間に年が明け、あっという間にテニスの新シーズンが始まった。ラリアでの日本人の活躍は如何に。


見るのが大変

WOWOWが力を入れて放送してくれるので、放送時間は長い。
しかし、、、生放送をデイセッションは朝の9時から、ナイトセッションは夕方の5時から。
そして録画放送の編集版を深夜2時からと、どれもリアルタイムでみるのは不可能。
そしてテニスは試合時間が決まってないから、生中継を録画するには何時間予約すればいいのか、それを仕事から帰ってきて見るには何時間必要なのか、と、予定が立てにくい分、サッカーのワールドカップより大変かもと思う今日この頃。

逆に1試合を20分、30分にまとめて放送してくれたほうが有り難いかも、とも思ってしまう。

この辺のTV中継の難しさもテニスが発展しにくい要因の一つでしょう。


壁は厚い

やっぱり日本勢にがんばってもらわないと、というとこで簡単にまとめてみた。

杉山は1回戦をようやく勝利で先行き不安でしたが、案の定2回戦で敗退。
グランドスラムに毎回出場しているのは立派で、その記録は続いているようだが。。。

動き止まり、攻めきれず 心の戦いに敗れた杉山 - テニス365 | tennis365.net

精神的には追う立場が楽。上位にはその挑戦をはじき返す強さがいる。「そこが自分に欠けていて、トップ20に入れない原因」と認めた。大舞台での“心の戦い”に31歳は敗れた。

森上は2回戦でキムと対戦。森上のファーストサーブはいいんだけど、セカンドサーブことごとくキムの餌食に。
森上、奮闘実らず 多彩な技、力に屈する - テニス365 | tennis365.net

中村が2回戦でミルザと対戦。ミルザがどういうわけかまったくのやる気なし。試合放棄としか思えないほどのぐたぐたぶり。あれはいったい何だったのか。
相手ミスを誘い完勝 中村、次は元女王と - テニス365 | tennis365.net
そして3回戦ではヒンギスと対戦。それはヒンギスの美しいプレーに驚嘆の連続ですよ。
中村藍子がヒンギスに完敗◇全豪オープン - テニス365 | tennis365.net


この試合でヒンギスはファーストサービスの確率が83%と好調で、試合後のインタビューでも「(サービスが)すごく良かった。モレスモなどもそうだと思うけれど、一発で決めるサービスではなく、確実にプレースメントされたサービスを高い確率で決めていくことが、(大会第2週に向けて)とても大事。」と話していた。一方、完敗を喫した中村は、「(ヒンギスは)両手打ちのいやなところを知っていた。とてもうまかった。いい勉強になりました。」と潔かった。


今回のヒンギスのウェア(他の選手も着ているが)、黒地に白の模様で牛みたい。


こんな感じで世界の壁は厚い。
テニス協会とかどうなってるんでしょう。もっと国を挙げてのバックアップ体勢がないと厳しい状況だと思いますね。

中村と森上は、トップクラスの選手を相手に、わずかだが”らしさ”を見せ、最後まで諦めることなく戦った。この挑戦しつづける姿勢があることが、大切だ、と思った1週間でした。

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