カテゴリー「EURO2004」の11件の記事

2004年夏、ポルトガルで(2)

大会の熱さは加速し、さらなる熱戦が繰り広げられる。


焦燥と失望の第3クール

こんなにも切迫した状況で対戦するとは思わなかったスペインvポルトガル。蘇ったポルトガルにスペインはいいとこなく負けた。
スペインは3試合で、枠内シュートが8本、ゴールが2つという唖然とする結果に終わった。
ギリシャはロシアに負けるも、第2ラウンド進出である。ギリシャが、である。スペインではなくて。

クロアチアは、フランス戦のような粘り強さはなく、イングランドのルーニーというペナルティイアリアでは冷静にシュート決めるティーンエイジャーに沈められた。

フランスは終盤にアンリの意地のゴールで勝利を収め、イングランドと供に第2ラウンドへ進出した。

そしてアズーリである。ブルガリアに辛勝しても敗退である。まあそれにふさわしい内容ではあった。彼らの3試合は敗退にふさわしいパフォーマンスだった。
一方、デンマークvスウェーデンは、とても充実した試合で、これも星三つである。

チェコは、第2ラウンド進出が決定しても、ドイツを圧倒するパフォーマンスを見せオランダはラトビアを余裕の3-0で下した


第2ラウンドのカードは、ポルトガルvイングランド、フランスvギリシャ、スェーデンvオランダ、チェコvデンマークと、どうしもギリシャ?に驚きである。
敗退は、ロシア、スイス、クロアチア、ブルガリア、ドイツ、ラトビア、そしてアズーリとスペイン。スペインには非常にがっかりし、彼らの代表への取り組み方を協会を含め、根本的に考え直して欲しい。

徹底分析:スペインはなぜ負けたのか?

ラウールの不調は、しょうがないと思いますね。17歳でデビューしてから、働き続けですから、特にここ数年のレアルのスケジュールはクレイジーなのに常に先発でした。
ゆっくりと休んで欲しい。そしてそんなラウールを信じたイニャキ・サエスの気持ちもわかりますがね。頼り過ぎてしまったということです。


壮絶なる準々決勝

気が付けばチームの中で非常に重要なピースとなっていたルーニーだったが、前半で足を骨折するというアクシデント。これは少なからず、イングランドには不安をポルトガルには希望を与えたと思う。そして、ベッカムがフランス戦でPKを外したが、また同じスタジアムで、ベッカムはPKを失敗した。これが神が与えたベッカムへの試練だった。
PKの失敗は、わかりやく、擁護する余地はないが、彼のキャプテンシーとプレーは、賞賛に値する。壮絶なる戦いはイングランドが負け、ポルトガルが勝利した。

大会の話題を独り占めし、まちがいなく主役となると言われていたフランスのこの試合での印象は薄く、第1ラウンドに続き、またまた気が付けばギリシャだった

本当にスコアレスドローというのが信じられない試合だった。
特にオランダは23本の枠外シュートと9本の枠内シュートを放ってだ。スリリングで、目の離せない試合は、PK戦で決着がついた。スウェーデンはここで去ることになったが、バランスがとれ、充実したチームだった。オランダはもっとできるはずなのに、という歯がゆさが常につきまとう。

デンマークがチェコに捻じ伏せられたが、いいチームだった。特にグロンケアは今大会でも屈指の輝きを見せた。最も輝いたのはネドベドだ。


ベスト8から、あっという間にベスト4が決まった。なぜか、ギリシャが残っているのである。
チェコの優勝。非常に現実味のある予想が、自然と頭の中に浮かぶのである。

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2004年夏、ポルトガルで(1)

怒涛の勢いで過ぎ去ったEURO2004。よーく消化しなくては。

まだまだ余裕の第1クール

 期待していなかったポルトガルがどうでもいいギリシャに負けた開幕戦。ポルトガルは望みのないチームであることを印象付けた。
スペインvロシア、スペインは攻撃力が売りのわりには1得点と、心細かったが初戦はこんなものかと。

4年に1度のサッカーの祭典は、開催国の完敗という、きつい挨拶で始まった。
関連記事
ジーコジャパンvギリシャ
イニャキサエス

2日目のスイスvクロアチアは、バテバテでだめだめな試合で今大会のワースト1である。
注目のイングランドvフランスのラストは劇的で印象深く語り継がれるであろうが、そこにいたる過程にスペクタクルはなかった。結果的にイングランドはベッカムのPK失敗がこの試合はもちろん、この大会の運命の鍵となった。

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ギャラクシー・ジズー

前日の興奮冷めぬまま東京出張。よって、予定通りの1日2試合観戦のリズムがくずれ、デンマークvイタリアは録画したが、唯一まったく見なかった試合となる。それは先に結果を知ってしまったから。。。そしてトッティの唾吐き事件。これは、アズーリ・サポにも屈辱的な行為だ。「バッジョは唾を吐かない」イタリア戦で横断幕=ユーロ2004

思い出のスウェーデンが最高のパフォーマンスを見せ、今大会の躍進を期待させた。文句なしの星三つの永久保存版である。

4日目にして、録画チャンネルを間違えるという失態を犯したが再放送でリカバった。
オランダvドイツはやはり注目してしまうカードだが、実際はたいしたことなく、ドイツは腐ってもドイツだなと思い、空回りのオランダだった。

マイ優勝候補のチェコはラトビアに先制されるという素敵な展開で、苦しみながらも猛攻をしかけ続け、なんとか勝った。


ここまでで、参加国全てのチームが第1試合を消化し、バッドチームはポルトガル、スイス、クロアチア。グッドチームはスペインとスウェーデン。とくにラーションとズラタンのスウェーデンの2トップに期待大。波乱はあれど、まだまだ取り返しがつく。様々な期待は自然と膨らみ第2クールへ。


冷や汗の第2クール

スペインはギリシャの堅守を崩せず、まさかの引き分け。ラウールの精彩のなさが際立ち、焦るほどにギリシャのペースに。冷や汗のスペイン。

反対にポルトガルは嘘のように蘇り、ロシアを軽く一蹴してしまった。今が旬の選手を先発させてことにより、華麗なるパスワークが生まれた。
そしてロシアのEUROが早々に終わってしまった。

ルーニーの力強いプレーでイングランドはスイスに快勝し、第1試合でまったくいいとこのなかったクロアチアが、粘り強さでフランスに立ち向かい2-2という好試合を演出。フランスはチームとして熟成の時期をとうに過ぎていたようだ。
デンマークのチームとしての完成度の高さ、特にグロンケアの切れのいいドリブルに驚いた。ブルガリアが敗退した。


どう考えてもイタリアの攻撃力は守備力より上回っていると思うのだが、たった1点で逃げ切りを図ろうとし、スウェーデンの止むことのない攻撃に、ズラタンの忍者のようにアクロバティックな回し蹴りに、引き分けで終わった。冷や汗のアズーリ。

見たとは思うのだが、全く記憶に残っていないラトビアvドイツ

チェコのよさを引き出してくれたオランダ。ネドベドもポボもバロシュも最高のパフォーマンスだった。まちがいなく星三つ!


全てのチームの2試合目が終了して、第2ラウンドに進出を決めたのはチェコのみ。優勝候補と名のあがる国の雲行きが怪しい。必然と3試合目はドラマティックな展開が予想される。

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いい仕事

EURO2004のWOWOWのHPは、現地レポートが非常に充実していてよかった。


この企画、気に入った

WOWOWのEURO2004のサイト、今ならトップページに素敵な写真があります。
ポルトガルの少女の後姿、その下には「 Bye-Bye EURO, Thank you Portugal, See you in Swiss&Austria 2008」と。なんとなく、いいなあと思いました。


その下の”最新情報”には現地からのレポートがアップされており、こちらの内容も濃く、現地の香りもして楽しめました。

特に気に入ったのを紹介します。

【直前情報】ポルトガル勝利の女神にインタビュー

決勝前日の記事ですが内容は、ポルトガルのスポーツ紙の1面に載った、顔中にフェイスペインティングした女性へのインタビュー。

彼女はポルトガル対スペイン戦をスタジアムで観戦。(中略)応援に夢中だった彼女は、自分が写真をとられていることに気づかなかったらしく、後日イングランドとの試合当日、自分の写真が新聞紙の一面に使われていることに気づき、びっくりする。
彼女はその日を境に、現地スポーツ紙「A BOLA」のオフィシャルサポーターとして、紙面などでコラム(日記)を寄稿したり、国営ラジオ局からのインタビューを受けたりと大忙し。一躍一般のOLから勝利の女神として扱われるようになった。

オフィシャルサポーターって、いい響きだな。

他にも「誰にも見つからないように新聞を買った」とか、「私は血よりも希望のほうが好きだから、緑を多くしたのよ」など、フレッシュな感想がいい!

で、WOWOWはこの女性イネス・レヴィさん(26)にインタビューをしているのだ。

私、日本のことはテクノロジーがとっても進歩している国ということしか知らないの。残念だけど、日本の選手も誰も知らないわ。次のW杯の時は必ず見るようにするから

で始まり、ポルトガル代表チームへの熱い思いを語ってくれます。

小さいけど、他のサイトではやってないプチ楽しい企画です。

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ルスでフィナーレ

予想以上に面白かったEURO2004は、スタジアム・ルスでギリシャの雄叫びで終わった。


ギリシャ神話

あらゆる予想、期待に反して、優勝したのはギリシャだった。
ルスで行なわれた決勝戦。90分後、サポーターとともに「オーレ、オーレ」の雄叫びをあげたのはギリシャの選手たちだった。

パナシナイコス、オリンピアコスなどのCLでの試合を見る限り、ギリシャのチームは攻撃的で危険なチームである。組織的な守備といったイメージはなかった。

そういった選手たちにしっかりと戦術を徹底させ、90分以上しかも6試合も集中力を切らさないチームを作ったレーハーゲル監督の手腕に完敗である。

方々で言われているように、ギリシャのサッカーは緻密で徹底した守備をベースに鋭いカウンターという戦法だが、ここぞというときに4,5人で攻めあがるので、分厚い攻撃となる。中盤の選手の運動量はきわめて多い。

マリノスも時にはこのような戦いになる。ただ、マリノスには中盤でタメを作れる選手がいるが、ギリシャはそうでない、遅攻になるとどうにもならない。
ただ、ギリシャ相手に守備を固めるチームはいなかった。


幕が下りて

思いのほか、好ゲームの多い大会になりました。ほぼ全試合みてしまった。
アホである。
かなり睡眠時間をけずってのタイトな日程でしたが、無事乗り切ることができました。

昨夜は久しぶりに熟睡した。

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ああ、ネドベド、ああコッリーナ主審

チェコを応援していた。ネドベドが好きだ。コッリーナは偉大だ。


栄冠は遠く

今朝のギリシャvチェコの注目はネドベドがイエローカードをもらうかもらわないか、ただそれだけだった。

02-03シーズンのCLだって、ネドベドが中心になってユーべを決勝戦に導いたのだ。今回もそうだ。ネドベドがチームを引っ張っているからチェコはここまでこれた。
慎重さが求められるネドベド(EURO2004公式)

ギリシャ戦でイエローカードをもらって、決勝戦に出場できないなんて、あってはならないことだ。

結果は・・・最悪だった。

ゴール前に飛び込みシュートを打とうとしたネドベドとDFが交錯。ネドベドはボレーシュートの体制にあったが、彼の足にはブロックに来たDFの体が当たった。
右ひざを強烈に痛めたよう。

ネドベドだったのですよ。チェコをここまで連れてきたのは。逆転勝ちが多いチェコだったが、それはいつもネドベドの強烈なミドルシュートから始まった。
ゴールにならなくても、チームに一喝を入れるような気持ちのこもったシュートからチェコの逆転劇は始まった。ドゥンガの一喝と同じですよ。

そのネドベドが前半30分過ぎでスミチェルと交代。

その後、ポポルスキーがネドベドの代わりに奮闘しましたが、ネドベドの次はロシツキーがチームを引っ張らないと。才能があるということが彼にはマイナスになっているようで。

EURO96では、準優勝。今回こそは、だったがベスト4で散ったチェコ。栄冠は遠い。
しかし今大会のベストチームである。攻撃的であり、各選手の技術の高さにきらめく知性、そしてチームワーク。ほれぼれするようなチームだった。


偉大なるコッリーナ

審判には定年がある。今年の04-05シーズンが彼のラストシーズンであり、この試合が最後の大きな国際大会となる。

コッリーナ、国際舞台でのキャリアを終える=ユーロ2004

ビアレッジョ出身のコッリーナは、6年前から世界最高の審判と言われている。2005年にFIFA(国際サッカー連盟)の定年である45歳を迎えるが、それまでには大きな大会は予定されていない。セリエAであと1年間笛を吹き、その後、本当に引退することになる。

2004W杯では決勝の笛を吹き、カメラは選手と同等にコッリーナ主審のアップを写した。
後にも先にも、あんなに審判がスター扱いされることはないだろう。
文句のある選手にはギロリのひと睨みで黙らせてしまう、彼の凄み、その裏の威厳。
ただ、メディアは彼を世界最高の審判と神のように崇めるが、ミスジャッジもそれなりにある。ただそれを、正当化してしまうというか、威厳をもって対処しているため、ミスが目立たないだけだ。彼も人間だ(タブン)

今日の試合はイエローカード6枚。そしてコッリーナ主審の目立たない試合だった。だから、いい試合だったということだ。

ミラクル・ギリシャの伝説の試合。その片隅に彼の名前はひっそりと残っている。

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決着のつけ方

120分闘った後でのPK戦。こんな決着のつけ方でいいのだろうか?


PKは運?

PK戦を見るたびに思うのだが、あれはサッカーとは別のスポーツだと思うのですよ。
フットサルとかビーチサッカーの類。

試合中のペナルティーキック。これはありだと思いますね。ただPKだけ切り抜いて、得点を争うってのは、特殊すぎると思うのです。11人でプレーしていない、誰も悪いことしていないのにペナルティー?(まあこれは名前だけの問題ですが)
じゃあFK戦でもペナルティーヘディング戦でも、ロングスロー戦でも決着がつけば何でもいいじゃねえかと。

よく”PKは運”と言うがそんなことはないですね。
キッカーから見れば、蹴る順番、シュートの技術、強靭な精神力(あるいは冷静さ)が必要でしょう。
GKからみれば、キッカーの癖を盗んでいること、強靭な精神力(あるいは冷静さ)が、そして両方に”駆け引き”の勝負強さが必要でしょう。

”運”だけでは、片付けられないほどの要素が詰まっていると思います。
ですが!ビックマッチのPK戦の雰囲気の異様さは、選手=1人の人間が背負うには重すぎるほどの重圧と責任がのしかかります。

なんとかもっと本来のサッカーに近い形で終わらす方法はないのでしょうか?


再試合?

120分闘っても勝敗がつかない場合。。。うーん再試合は選手にも、運営側にも見る側にも負担が大きいですね。
再試合が引き分けたらどうすんの?と堂々巡りだし。

CLなどのホーム&アウェイの2試合の総得点で争うルールはよく考えられてるなと思います。特にアウェイゴール2倍とかね。
でもそれでも2試合の総得点が同じならPK戦なんですけど。

Vゴール(ゴールデンゴール)は、いい方法ではないでしょうか?
時間は平等に与えられてるわけで、先にゴールを挙げたほうが勝ち!
ベリーシンプルで、サッカーのルールにもっとも近いので違和感を感じませんが、FIFAがなぜゴールデンゴールを歓迎しないのか、わかりません。
負けたほうの選手が諦めきれない、といことでしょうか。

まあ、Vゴールが入らなかった場合もあるわけで、そうなると、いったいどんな決着のつけ方がいいのか、答えがでません。
ただ、そんな試合はつまらないとしかいいようがないので、コイントスやじゃんけんでもいいのですが。

今思いついたが、先制点を挙げたチームやイエローカードの少ないほうのチーム、なんてどうでしょう。

う。。。スコアレスドローの試合(そんな試合はコイントス・・・)、イエローカード数が同じ場合もありますな。


本日のPK戦

ベッカムとルイコスタが枠の外。
最後はポルトガルのGKリカルドが素手で、ヴァッセルのシュートを止め、そのままGKリカルドがキッカーとなり、PKを決めた。左のサイドネットに強烈なシュートだった。

ポルトガル、激戦を制して4強入り


両チームの監督の試合後のコメントは読み応えあり
【試合後コメント】ポルトガル&イングランド監督・選手


<ルイス・フェリペ・スコラーリ監督>

結果はPKで決まったが、全員が勝つことを目指していたし、PKの練習もしていた。

<GK・リカルド>

最後のPKは非常によかった。自分が蹴るかと聞かれたんで、『イエス』と答えた。

<ズヴェン・ゴラン・エリクソン監督>

全部で120分戦っても決着がつかず、PKに入った。不運にもそのPKを失ってしまい、我々は準決勝に行くことができなくなってしまった。何年か前から今回のイングランドは準決勝に行けると思っていた。

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誰がなんと言おうと

今回のヨーロッパ選手権は好ゲームが多いぞ。


国歌へのブーイングは嫌いだ

UEFA EURO 2004(tm)に、「国歌へのブーイングに警告」という記事がありました。

「国歌へのブーイングは次々に起こっているというのが現状だが、われわれはこれ以上の状況の悪化を望まない。これは敬意に欠けた行為であり、容認することはできない」とゲイラード氏は続けた。
「こうした行為が繰り返され、それが特定のサポーターたちによって行われていると確認されれば、その国のサッカー協会には罰金が科される可能性もある。われわれとしては、警告だけで、こうした行為がなくなるよう願っている」とゲイラード氏は話した。

これはワールドカップやEUROなどで、よく見られる醜い光景です。
特に印象深いのは旧ユーゴスラビアの国同士の対戦ですね。まあ、実際に生々しい戦争がまだ記憶に新しいので気持ちはわかりますが(もちろん、本当の意味ではわかることは出来ないですけど)、相手を尊重して欲しい。これから始まることは、喧嘩でも戦争でもない、スポーツなのだから。

スポーツが何かの代理戦争になってはいけない。

絶対に日本代表のサポーターには真似して欲しくない。


ネドベドは美しい

バロンドールのネドベド。02-03シーズンのCL準決勝のネドベドの活躍は、最高のパフォーマンスでチームを決勝に導いたが、試合中にイエローカードをもらってしまう。崩れ落ちるネドベド。累積警告で決勝戦には出られなかった。


今大会グループDの第2戦オランダvチェコは、今のところ今大会のベストゲーム!
どちらも積極的にゴールを狙い、チェコの失点シーンはどれもイージーだったが、2失点してから3得点するという、劇的な展開。

攻守に絡み縦横無尽にピッチを走り回ったネドベド。彼のミドルシュートは、ゴールにこそならなかったが、オランダを怯ませ、脅威を与えたと思う。
誰がなんと言おうと、チェコはネドベドのチームだ。

チェコ逆転、ネドベドがけん引

カールスバーグ・マン・オブ・ザ・マッチに選ばれたネドベドは、次のように話している。「素晴らしいゲーム、素晴らしい夕べ、素晴らしい試合だった。われわれは勝利にふさわしかった。ラトビア戦と同じように、立ち上がりは眠ってしまい、逆転するのに多くのエネルギーを要してしまった。ラトビア戦との違いは、オランダが攻撃的にきたこと。このため、サポーターはすごいゲームを見ることになった。だが、まだ最初の一歩を踏み出したに過ぎない」


思い出のスウェーデン代表

日本で行なわれたワールドカップ、唯一、生で見たのが神戸で行なわれたスウェーデンvナイジェリア。アルゼンチンとイングランドの北海道での対決が注目された裏の試合である。
どちらも勝ち点3をとるべく激しい試合だった。スウェーデンが2-1で勝ったのだが、ラーションがペナルティエリアにするすると進入したシーン、ナイジェリアのオコチャのなんとも奇妙な例えようのないドリブルは忘れられない。

そのスウェーデンの今大会の活躍は素晴らしい。彼らの試合に外れはない!
第1戦でブルガリアに5-0!

ラーションのストライカーとしての完成されたプレーに感心し、イブラヒモビッチの足もとの柔らかさ、キープ力、そして閃きに未来を感じた。
新しいタイプのストライカーだ。

第2戦では、アズーリがたった1ゴールを守るべく消極的になった後半に、強烈なアタックをかけ続け、ついに後半40分にイブラヒモビッチのゴールを背にしたジャンピング・カンフーキックで同点に追いついた。


ズラタン・イブラヒモビッチ

「(イタリアのGKジャンルイジ)ブッフォンが左側に、そしてボールがバウンドするのが見えた。だから、ボールをゴールに入れることのできる唯一可能な選択肢を選んだ」
「私がゴールを決めたが、誰が決めてもおかしくなかった」とイブラヒモビッチ。「私は、ヘンリク(ラーション)が試合の流れを変える決定的な役割を果たしたと思う。彼は下がってボールを受け、前線でのキープ役に徹していた。あれが、非常に重要だった。スタンドの歓声もわれわれを奮い立たせてくれた」

そして、第3戦のスカンジナビア・ダービー

この試合は、誰がなんと言おうと、お互いが全力をあげて闘った結果だ。
友にフェア-にプレーし積極的にゴールを、勝ち点3を狙いに言った結果だ。
デンマークのトマソンの先制点は、ゴールの右上隅を狙った芸術的なゴールだった。

その後の攻防も、サイド攻撃、速攻からの中央突破と攻撃のバリエーションも多彩な両チームのプレーに気分は高まるばかり。

スウェーデンが同点に、論議の2-2になった瞬間の歓喜。その後の試合終了までの数分間は、スウェーデン陣内でボールを軽くまわすだけだったが、嵐のような拍手、歓声、歌声で騒然としていたスタジアムは異様だった。

「素晴らしい。ただ、ただ、素晴らしい」とラーション。「この喜びは言葉では言い表せない」
オルセン監督は、最後までハラハラさせられる展開が続いた後半について、とても落ち着いて見ていられなかったと明かした。「悪夢のようだった! スウェーデンのセットプレーは常に危険だった。それに、われわれはPKを許した後、プレーの仕方を忘れてしまったようだった」

両チームともグループリーグでのパフォーマンスは最高だった。

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ハイテクマシーンと観るEURO2004

ハイテクマシーンRDX-S41をを使いまくり、EURO2004を観戦する日々。
HDD&DVDレコーダーの便利さと不便さをお伝えします。


タイムスリップして熱戦を見る

EURO2004の生中継は第1試合0時50分からと第2試合目3時35分からの2試合という、どう考えても一番眠い時間帯に放送される。

当初のプランは第2試合を朝見てから会社に行き、帰ってきてから第1試合を見る、でした。
RDX-S41のタイムスリップ機能を使えば、録画中の番組を頭から再生することが出来るのだ。

会社に定刻通り行くためには、4時半から見て、6時半には朝の支度にかからねばならない。よって、毎朝4時半に起きている今日この頃です。
4時半に起きて、途中経過を見ないように気をつけながら、”タイムスリップ”ボタンを押し、戻る方向の”スキップボタン”を押せば、今録画中の番組を頭から見れるのです。
もちろん、早送りなども通常の再生と同じように使えます。すごいです。
なので、つまらんファールでプレーが中断したときは、すかさず”ワンタッチスキップ”ボタンで30秒後にとばし、ハーフタイムは早送りです。

この早送りも1.5倍速の再生があって、結構使ってます。

■リモコンのピクチャーサーチボタン1つで1.5倍速の音声付早見早聞可能

”早見早聞”。しゃべりの遅い解説者の場合、結構調度よく聞こえたりします。
そして、ナイスプレーはすかさず”ワンタッチリプレイ”ボタンで10秒前から見るのです。

(フランスvイングランドの奇跡的な逆転劇を月曜の早朝から見れたことは、ハイテクマシーンに感謝です。
今までのビデオ録画では番組が終わるまで再生できない、よって、会社に行く前に見れず、帰宅後に2試合続けて見なければならない、ということになってました。
なかなか、残業せずに帰ってくるのは難しいですから。)


人は慣れると、必ず失敗をする

録画予約はパソコンからhttp://tv.goo.ne.jp/などのサイトのIEPGを使って予約します。
ただ、デジタルBS放送はチューナー側も予約をするか、あらかじめWOWOWにチャンネルを合わせておかなければなりません。
ハイテクマシーンでもここは、チューナーが無い以上どうにもなりません。

4時半に起き、ドイツvオランダのとても重要な試合を見ようとしたら。。。知らない番組が・・・試合時間の変更?かと重いましたが、チューナーがBS-iになってました。
第1試合のチェコvラトビアも同じです。

確実に目が覚めました。
しかし冷静さを取り戻し、再放送をチェックして、予約を入れました。
そして、前日に出張のために見れなかった第1試合のデンマークvイタリアを再生しました。
ただこの試合、前日の第2試合スウェーデンvブルガリアの大興奮の中継の中で、「第1試合はスコアレスドローでした」と岩佐アナと解説の伊原が言ってしまっているのです。
0対0と結果のわかっている試合は、見れないですね。速攻で寝てしまいました。

なので、必ず放送順に見ていくことにしましたよ。
そうそう、録画中に別の番組を再生できることもわかりましたので。
朝4時半に起きて、生放送を録画しながら前日の試合をみるという、なんとも言えない状況になってます。


もう満杯だ

金曜の朝のことでした、4時半に起きたらクロアチアvフランスの録画が開始されていない!
第1試合イングランドvスイスは何と2分しか録画されていない!

HDDの容量をチェックしてみたら。。。残りの録画時間が0分!!

とりあえず、今まで録画してたどうでもいいやつを消しまくり、SPで10時間分を確保しましたが、いっぱいになるのは時間の問題。。。そろそろDVD-RAMに移さねば。。。
スペイン・リーグも保存してあるためか、思ったよりも早くこの時期が来た。

前回の記事で書きましたが、デジタル放送はコピーワンスのおかげでDVD-Rに焼くことは出来ず、DVD-RAMに移動することが出来るだけす。

調べてみましたが、RDX-S41のHDDにはSPモードで70時間、LPモードは約倍の138時間録画可能
今まで、サッカーは全てSPモードで録画しているので、これをDVD-RAMに移すには。。。

DVD-RAMには片面にSPモードでは2時間しか入らない。1枚1試合!何と不経済な。

そうなのか、知らなかった。いったい何枚のDVD-RAMが必要になるのだ。。。

とりあえずそれ以降はLPモードで録画してます。
SPモードとLPモードは、ビデオの標準と3倍よりも差は無いような気がします。
ただ、確実に違いはあります。

まずはDVD-RAMを何枚か買って移してみますが、多くなると整理が追いつかなくなるのは目に見えてる。金もかかるし。これは最大のデメリットだ。

ちなみに、コピーワンスの番組をSPモード録画して、DVD-RAMにLPモードで保存することはできない、とマニュアルに書いてありました。


最後に。
見たい番組の頭出しがいらない、実はたったこれだけのことが、ハイテクマシーンの最大の長所であるように思えます。

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ハイテクマシーン現る
ハイテクマシーンの罠

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ギャラクシー・ジズー

フランスvイングランドは、なんともギャラクシーな展開でした。


ベッカムという男

ベッカムはチャラチャラしてて鼻につきますが、彼のレアルでの活躍は立派だったと思います。
マケレレがいたときよりも、攻撃のバリエーションが多彩になり、彼を獲得したレアルの戦略は正解だった思うのです。

サッカーという面では、ベッカムのプレーと意地は素晴らしい。

そのベッカム率いるイングランドが、フランスと対戦したわけだが、なぜかイングランドの引き過ぎるディフェエンスをフランスは突破できず。前半のうちに、セットプレーからイングランドが先制した。

ベッカムのまさにピンポイントのFKにランパードがヘッドで合わせた、鮮やかなゴールだった。

後半、カウンターからるーにーが独走したときに、シルベストルがルーニーを思わず引き倒してしまう。ペナルティーエリアで。

きっかーは闘志満々のベッカムだったが、なんとGKバルデスに綺麗にキャッチされました。

ベッカムのシュートコース、スピードはよかったのですが、バルデスの読みと反応がそれを上回ってた。
好不調の波のあるバルデスですが、大舞台を経験してるだけありますな。

これで流れはフランスに。と思いましたが、そうでもなく、後半45分までフランスの追加点はなかった。


ジズーという宇宙人

本当にこのまま終わるのか。2004W杯の時のように、優勝候補フランスが初戦を落とすのか。いや、こりゃイングランドの勝ちだなと。思いました。

ロスタイム。かなーり油断してたので誰が誰を倒したのか覚えてないが、FKのチャンス。キッカーはジズー。
壁の上を越し、ゴールの低い位置に綺麗に吸い込まれていった。お!!!!
思わず、早朝から叫んでしまった。同点である。
壁のつくりが甘かったような気がするが、もはや記憶にない。

やっぱジダンは宇宙人だな。なんて思ってるうちに、PKになってました。
GKジェームスが、アンリを倒した。
キッカーはジズー。動揺しているジェームスをよそに、思いっきり決めました。
逆転です。ロスタイムで2点入れたジズー。宇宙から来たジズー。

試合終了後、ベッカムと軽く手を交わしたジズー、どちらも笑みはなくベッカムを気遣っているようでした。

ジズーのEUROがフランスのEUROが始まりました。

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イニャキサエス

ロシアのユニの前側も背番号が丸数字ですね。ナイキのユニはみんなそうなのかもしれない。
観客は6千人がロシアで、2万強がスペイン勢。

モリエンテスが一回り大きく見えるのは気のせいか。

スペインの船出

立ち上がりからガンガンに攻めるスペイン。切れ味鋭いラウールとモリエンテス、中盤からはバラハのスルーパス、そして前線への飛び込み。左サイドのビセンテのドリブル。
これでもかこれでもからクロスがあがり、シュートを浴びせます。

しかし、ロシアの守備陣は最後の決定的な場面でフリーにしません。
スペインの攻めは明らかにハイペースで飛ばし過ぎ。

運動量が落ちてきた30分過ぎから、今度はロシアの反撃。
モストボイのキープ力。ポルトをCL優勝に導いたアレニチェフのドリブル、シュート。
ヒヤリとする場面の連続。


チャンスは多いもの結果的にゴールがないこの状況を変えたのは後半19分のイニャキサエス監督の2人のメンバー交代。
モリエンテスに代えてバレロン、バラハに代えてシャビ・アロンソ!
これがスペインのチーム力ですね。豪華絢爛な交代劇。
バレロンは1枚イエローカードもらってましたし運動量も落ちてました。
モリエンテスは悪くなかったけど、結果が出なかった。
バラハに変わることで、よりワイドな攻撃が期待できる。

そしてその直後、シャビアロンソの中央から右サイドのプジョルへ、ロングパス。
プジョルの攻撃参加に一瞬躊躇したロシアDFを交わしての引くいクロスに、じっくりとコースを狙ったバレロンのゴール!!!!
鮮やかでした。イニャキサエス監督のガッツポーズも鮮やか。交代直後にその二人が生み出したゴールですから。

ただロシアも立派。一方的になることなく、ゴールを狙い。あのスペインの攻撃を1失点で防いだのだから。しかし、その代償は高く、イエローカードもらい過ぎちゃいました。でも、いいチームだと思います。ポルトガルよりは好印象。

絶対に負けられない試合がここにあるんだと、実感しました。

結果は公式で。

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